天仙液の国際癌病康復協会

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講演会のご紹介

ガンと闘う人たちを支え、東西の利点を生かす医療を目指して・・・
国際癌病康復協会(本部・香港)が主催する「これからのガンと統合医療」が、東京都千代田区のルポール麹町で開かれました。

統合医療とは、従来の西洋医学だけに100%頼り切ってしまうのではなく、東洋医学や代替療法など、あらゆる可能性の中から最善の方法を見つけ出していくという新しい医療の考え方です。天仙液開発者・王振国通化長白山薬物研究所所長の講演のほか、台湾から孫安達・国立台湾大学附属病院助教授、アメリカからダニエル・G・クラーク・フロリダ統合医療大学講師、日本からは周東寛・医療法人健身会理事長らが、ガン治療の最前線で起きている出来事を交えなから話していただきました。

アメリカにおける代替医療は漢方が主役

フロリダ統合医療大学講師
ダニエル・G・クラーク医学博士

 
私はカリフォルニアを中心に活動しておりますが、ガン代替療法や動脈硬化のキレート療法、生活習慣病のホメオパシー療法、漢方療法を取り入れて治療にあたっています。

ガンの代替医療については、当初ミトコンドリアの研究に携わっていたのですが、正常な細胞をも殺してしまう化学療法に疑問を抱くようになり、化学療法や放射線療法に代わる療法を模索し、ガンの原因を追及しそれから20年以上、さまざまな治療の可能性を追い求めてきた結果たどりついたのが天仙液です。天仙液には17のアミノ酸、21の微量元素から成り立っています。アミノ酸と必須の微量元素とが組み合わさって、免疫活性が行われ、放射線治療法、化学療法と併用することによってガン細胞の増殖を抑えることができます。

しかし、治療の選択に悩む世界数千万人のガン患者と家族、再発不安を抱えるガン患者にとっては希望に満ちた治療選択への示唆がこめられております。特に複合漢方タイプの「調合と調和」の治療は、統合医療推進への引き金役になるはずです。1+1=2の結合治療を、1+1=3にも4にも高める「ガン統合治療」が医師と患者、家族一体の「ガン治療革命」をもたらす時代を迎えているといえましょう。

漢方で免疫力が高まる身体をつくる

国立台湾大学附属病院助教授
孫安迪免疫学博士

 
ガン治療においては免疫の役割が最も重要で、正常細胞と外来の異物を識別する監視機能、細胞の変異を防止する機能、病原を退治する機能の三つがあります。その免疫の能力は、よく眠れないと下がってしまうため、睡眠を十分に取るようにします。ふだんからリラックスした気分でいることも大切です。化学療法でも免疫機能は下がります。化学療法を行うと正常な細胞、白血球、血小板なども減少するので、免疫機能を調節しなければなりません。そこでさまざまな生薬を使って免疫力を向上させます。またフリーラジカルをいかにして排除するかという問題もあります。ガンにかかる人はフリーラジカルが多すぎるのですが、生薬はフリーラジカルを除く効果があることが明らかになっています。このことでガン患者の体質を変えるわけです。

伝統漢方の多くは、4000年の長い歴史から得られたものですが、一般的な治療効果の検証はすべて直感的なものでした。そこで、私たち台湾大学の研究チームは、現代の漢方医学の中から天仙液を選び、5年がかりで研究を進めまして、複合漢方のほうが単体生薬よりも抗ガン作用が高いことがわかってきました。肺ガン細胞を取り出して培養すると増殖しますが、天仙液を100倍に希釈して放置しておくと、100分の1まで抑えられたのです。結果、免疫調整作用、抗腫瘍活性作用、ガン細胞に対するアポトーシス(細胞の自然死)作用が確認されました。

いま、まさにガン治療については、西洋医学と中国医学の結合「統合医療」に注目が集まっております。その中で、複合漢方「天仙液」は突破口を開く、引き金となるであろうと期待しております。


中医学と西洋医学を合わせた総合医療を
  国際癌病康復協会会長
王振国
 
私はガンに打ち克つための「四つの方法」を掲げています。

一つ目は心理療法を重視するやり方です。心の問題が克服されなければどんなにいい薬でも治すことができないでしょう。ガンの治療にあたっても勇気を持って、自分を信じることです。どんなに辛くてもガンに克つという決心が必要になります。

二つ目は中医学と西洋医学を合わせた総合療法をやることです。北京、上海、珠海の3ヵ所に私の経営する腫瘍病院があり、中医をメインに、西洋医学をサブに治療方針を考え、薬餌療法を含めた総合的なガン治療で非常に効果を上げています。ガンの部位的な治療でなく、身体全体の免疫力を上げることをしています。

三つ目に大切なのはリハビリ期における回復治療です。ガンは通常五年以内に再発、転移がみられます。医者の判断ミスや引き続き治療を受けなかったことで多くの患者さんが再発し、亡くなっている事は残念なことです。

四つ目は食事療法です。キノコ類をたくさん食べることに加え、豚の血に作用かあり、とくに消化器管のガンを防ぎます。

また私は「二つの方向」も提唱しています。まず治療において患者さんの人間を重んじること。一縷の望みであっても、絶望の中に希望を見つけ愛情を持って対処することが大事です。もう一つは個性化。服用量や状況は異なりますし、治療の過程も違いますから一人ひとりの病気に応じた方法を採用しなければなりません。

※王振国医師は、1983年、中国東北部にある「薬草の宝庫」長白山で育った漢方生薬から、「天仙丸」を初めて開発し、1988年、開発をさらに進めて「天仙液」が、中国で抗ガン効果があるとして、中国政府に初めて認可されました。6000種ともいわれる漢方生薬から、漢方理論に基づいて、長年の研究を重ねて配合、処方して作られました。長白山の薬草に関しては、国家の許可なしに薬草の採取が禁止されています。


ガン治療は生活習慣、生活環境の改善から

医療法人健身会理事長
周東 寛医学博士

 
私は予防医学の重要性を提唱する医者として埼玉県内で四つのクリニックを開業しており、それぞれ最新式の検査機器をそろえ「早期発見、早期治療」をめざし、東洋医学、西洋医学の良い点を取り入れた統合医療に取り組んでいます。

キャッチフレーズは「幸せホルモンをみんなでつくろう」ということ。患者さんに幸せな気持ちになってもらい癒されていくような、楽しい医院が目標です。そのため気功や太極拳をしたり、バス旅行やコンサート、忘年会、患者の会イベントなど、多くの触れ合える機会を設けています。

また、有名な秋田県の玉川温泉と同じ岩盤を使った施設を開設し温熱療法も始めました。ガン治療には温熱などによるアポトーシスの誘導も効果的ですし、天仙液のような良質な多糖体によって身体の中に免疫力を高めていくことも大事です。さらに自分の心の中で訓練をして免疫を高めることも忘れてはいけません。

ご存じのように西洋医学では手術や放射線、化学療法というガンの3大治療法がありますが、患者さん自身が持つ「自然治癒力」もまた重要です。ガン細胞があっても日ごろから養生していれば発症せず、ある日突然凶悪なガン細胞に変質することは避けられるでしょう。

そのため生活習慣、生活環境の改善が、予防と治療につながるというのが私の主張です。免疫を高める食事に毎日気を配りながら適度な運動をして新陳代謝を高めること、そして良質の多糖体を取り入れること、そうすることで自然治癒力が強化され、ガンは必ず克服できると信じています。


ガンに克つには手術、抗ガン剤、放射線+「免疫力の向上」が必須

国分寺鈴木医院
院長 鈴木 徹也

 
私どものクリニックでは「免疫力を高める治療」、自然治癒力、免疫力をサポートする免疫療法が大事ではないかと考えております。手術、抗ガン剤、放射線治療で腫瘍が殺傷されても、治療前と同じ生活習慣に戻ってしまえばまたガンは出現します。まずは、生活習慣病を改めることが必要なのです。

現代人のライフスタイルを考えると、欧米型の食事が多くなり、脂肪の摂り過ぎによる肥満が増え、体に良いとされる食材を継続的に食べていくことが難しくなってきております。このような背景からサプリメントの摂取が流行していますが、必要な栄養を食物から摂ることができなければ、生命活動を維持することが出来ません。アガリクス、プロポリスなどの有名なサプリメントを摂取しても効果のある人、ない人がいます。身体の機能の調整がビタミン・ミネラルの不足によって上手く反応していかないということも多いと考えています。

まずは、生活習慣を改善し、食事やサプリメントによる栄養の補充と、免疫力を整える健康食品を受け入れて、その上で、サプリメントや複合漢方等を摂取していくことで、ガンを抑制できる可能性が高まると考えております。